歩かなければ

息子は何も書き遺さず一人で出かけてしまいました。20歳でした。息子に会いたいです。

目が覚めて眠れない

お隣の奥さんが もうすぐ一年やね と覚えてくださっていて 息子へお供えを持って来てくれた。

それも 供えて ではなく 食べてもらってね と。



あんたは幸せやな。

こんなに覚えていてくれる方がいて。


人は忘れられた時が 本当に亡くなった時 と聞いたことがある。



私は弟を子供のときに病気で亡くし

実の父は自死している。



息子のことがあるまで 二人のことは 毎日とは言わないけど 命日や何かの折には思い出していた。


このごろは息子と仕事でいっぱいやったね。

ごめんなさい。




仕事にかまけて 息子のことも考えないようにしていた。忘れられるわけがないのに。


自分を奮い立たせて 明るく一生懸命 仕事をしている。薬もよく効いて休めてたのに 今日は1度目が覚めてから眠れない。

やっぱり無理してたんかな。



戻りたい。一年前に戻り 息子の悩みを一緒に受け止めて 解決するか 何か道を考え 一緒に生きて悩みたい。


引き止めたい。

免許が無くなっても また取ればいいやん と。

授業料を使ってしまったなら 借りるなり何とかして 卒業してから働いて考えればいい と。

自分は発達障害があるかもしれん と言ってたけど それでもお母さんがあんたを嫌いになるとか見放すことはないよ。

そのままのあんたで生きていけばいい と。



私はそんなこと全部を息子に伝えられていたのかな?

息子に伝わっていないからこんなことになってしまったんだろうな。


後悔 情けなさ さみしさ 色んな思いで眠れない。



ほんとに本当に 息子に会い 抱きしめたい。

会いたいよ。



一周忌 しっかりするからね。

×

非ログインユーザーとして返信する