歩かなければ

息子は何も書き遺さず一人で出かけてしまいました。20歳でした。息子に会いたいです。

行ってきます

昨日の地震で 登校途中の女の子が亡くなった。お当番のために早く家を出たらしい。


家を出るとき きっとお母さんかお父さんとあいさつして見送られたと思う。


行ってきます

行ってらっしゃい 気をつけてね



なんでもう会えない 話せない そんなことになるんやろ。


神さまなんていないんやろな と思ってしまう。


女の子のご家族の気持ちを考えると胸が痛くなる。


もう誰一人として亡くなって欲しくない。

次女の事で

昨日 朝起きて来た高一の次女が 過呼吸をおこした。

私も何年か前に経験したから

ゆっくり深呼吸して

いっぱい息吐いて

と 知ってる限りの事を言ってさせても ちょっとしたらまた息が荒くなり、 繰り返してるうちに返事も出来なくなってしまい 救急車で病院に行った。


鎮静剤の注射と点滴で 落ち着き、1日休んで今日は元気に とはいえなけど何とか登校した。


実は二学期に入って 学校に行きたくない と学校を2日ほど休んでいた。

私には 学校で嫌なことがあった。

仲良しのお友達の事で、と それ以上は言ってくれなかった。

1日目は病欠という事にして学校へ連絡。

2日目に 学校に連絡を入れたら担任の先生が そんなに体調良くないですか? と聞いてくれたので 本当の理由を伝えたら すぐに娘と電話で話をしてくれて 理由もきいて、学校で 相手もまじえて話す時間を作ってくれて 娘は登校し始めた。


3人仲良くしてるうちの1人のお友達に 話をするたび

お前の話なんか聞きたくない

お前の話なんか聞いてない

そんな事ばかり言われ続けてたそうだ。


もう1人の子は そんな言い方せんとき とか

そんなん言うたら話できひんやん とか 助けてはくれてたけど その子は聞かなかったようだ。


娘は 自分はその子のこと好きだから

何でそんな事言うの〜 とか

そんなん言わんといて〜 って受け流してきたけど 我慢も限界だったみたい。


先生のおかげで 次女は助かった。

本当にありがとうございます。


ただ 相手の子が、 自分は口が悪いんです。

いじめたり困らせるつもりはなかった。

小学校や中学校でも 言葉が悪くて お友達を傷つけてた。 と謝ってくれ、 次女は悪くない 自分が悪いんです と号泣してたらしい。


次女を傷つけ もちろんその子に対して私は母親としてものすごく腹がたつけど 、仲良しの友達にそんな言い方をするその子も 何か悩みがあるんだろうなぁ と思う。

娘のことがその子にとっても いい方へ向かうきっかけになってほしい。


担任の先生は

気がつかなくてすみません と娘にも私にも謝って下さった。


先生私には謝らないでください。

母親なのに、毎日一緒に暮らしてるのに気がつかない私がだめなんです。


お兄ちゃんの気持ちが分かってなくて こんなに苦しい毎日をすごしているのに。


何にも分かってないんだ 私。


過呼吸の原因は 体調不良かメンタルからくるものかは分からないって。

次女は 学校の事は もう大丈夫!って言うから信じたいけど。


情けなくて悲しくて辛くて、1人で泣いていたい。お兄ちゃん 助けてよ って泣きたい。

でも笑顔で家に帰らないとね。


これ以上 娘たちに 心配や不安を感じさせないように!

お兄ちゃんを守ってやれなかったから 娘たちには楽しく元気に過ごしてほしい。

普通に ただ生き抜いてほしい。

それだけで十分です。

1年7ヶ月

もう そんなに過ぎてしまったんやね。

こんなに長くあんたと会ってない 話してない なんて。

これからも そんな時間ばかり増えて行くんやなって思うと さみしくてまた泣いてしまうねん。


お盆も帰って来てくれた 感じは全くなかったなぁ。

去年は 帰りたくない って声を聞いて 好きな所に行っといで と答えたけど。


帰っきて ちょっとでいいから顔見せてよ。

こんなとこにいてんねん とか 楽しんでるで とか 欲しいもんあるねん とか 何か伝えてよ。



下の妹も高校生になってんで。

入学式の日 見に来てくれてたよね。

あの体育館に あんたがいてる!っと感じたもん。


上の妹は あんたと同じような 経済学か経営学の大学に行きたいって 頑張ってるで。

遅いけど塾まで行き始めてん。

お母さんも塾代いるし 仕事増やして頑張ってるで。



あんたがお金のことも悩んでる ってなんで気がつかんかったんやろ。

今のように仕事増やすとかして なんとでもできたのに。

お母さん あんたの心配事 どれひとつも分かってなかったな。

早くあんたに会って 謝りたいよ。

ほんで 嫌がるの分かってるけど 抱きしめたいよ。

会いたいよ。


でもなまだあんたのとこに自分からは行かれへんねん。よう行かんねん。あかんたれやな。


妹たちが せめて独り立ちするまでは 助けたらないとね。

娘やから もし 結婚して 子どもができたら その子が小さい間は お手伝いもしたいしね。


お母さんは欲張りやな。

勝手やな。


会いたくて 気がおかしくなりそうやのに やりたいことまだあるねん。


あんたのこと 守ってやれなかったのに 妹たちのこと 見守ってやってなって どあつかましい!って怒りにきてよ。


あんたに会える日まで 頑張るからね。